KAMUI 曰く、
中央日報の記事に依ると、韓国政府は今年4月中旬からアストラゼネカ製ワクチンを接種した約76万人に対して、2回目接種でファイザー製ワクチンを使用する計画を発表したとのこと。
韓国ではファイザーとモデルナのワクチンに加えて、アストラゼネカのワクチンが使用されているのだが、1回目の接種回数を上げるため2回目の分を使ってしまったり、そもそも確保しているワクチンより多くの予約を受け付けてしまったことなどから2回目接種の予約が一方的にキャンセルされたなどという話も出ている状況らしい。最近ではアメリカから「韓国軍向けに」と提供された100万人分のヤンセン製ワクチンを(色々と理由はあるにせよ)軍人以外に打ちまくったりもしている。
交差接種については幾つかの国などで研究が行なわれているらしいが、これだけ大規模にやるのは韓国が初めてじゃなかろうか。
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Source: スラッシュドット