Brave は 10 月25日、Brave ブラウザーの翻訳機能「Brave 翻訳」の対応言語が 15 言語から 108 言語まで一気に増加したことを発表した
(Brave のブログ記事、
Neowin の記事、
Ghacks の記事)。
対応言語の大幅増加で実用性は向上したが、翻訳結果で日本語の特定の文字が相変わらず文字化けするため、翻訳先を日本語にする場合の実用性は今一つだ。また、日本語に限らず原文で複数文字種の文字が使われていると、元の言語として認識・指定されなかった言語の文字が一部文字化けすることも確認できた。
Chromium のネイティブな翻訳サービスではユーザーの翻訳リクエストをキャッシュし、データを Google の API に渡す。一方、Brave 翻訳では翻訳リクエストをキャッシュせず、自前のサーバーでホストした Lingvanex の翻訳エンジンを使用するため、ブラウジングアクティビティを外部に漏らすことなくプライバシーを維持した翻訳が可能になるという。
Brave 翻訳は現在のところデスクトップ版と Android 版の Brave 14.5 で利用可能となっており、今後のバージョンでは iOS 版でも利用可能になるとのことだ。
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Source: スラッシュドット