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JR九州高速船のトリマラン「Queen Beetle」が日韓航路に就航

st1100 曰く、

JR九州高速船株式会社の高速三胴船「Queen Beetle」が計画していた日韓航路に導入から 2 年越しで就航する
(特設ページ)。

同船は、博多 – 釜山のジェットフォイルを置き換えを狙い、2020 年 11 月に導入された。しかし、コロナ禍で就航できず、2021 年 3 月から国土交通省の特許を受けて博多湾等の往復遊覧運行していたが、2022 年 3 月にはパナマ船籍から日本船籍化を完了。これにより国内二点間航路として 2022 年 4 月から博多 – 門司港航路、7 月から博多 – 長崎航路に就航し、糊口を凌いでいた。

このたび水際対策の緩和に伴って、国内遊覧航路を終了し、本来の航路に就航することとなった。今年の 7 月から 10 月にかけて 6 往復運航した長崎航路は博多 – 長崎が博多 – 釜山と同時刻、長崎 – 博多が釜山 – 博多と同時刻になっており、ビジネスクラスの船内サービスをはじめ、オペレーションの予行を積んだものと思われる。カタログスペックでは 37 ノットとされているが、9 月 23 日の長崎航路でタレコミ子が GPS で計測したところ、41 ノットを超えることもあった。

Queen Beetle は西オーストラリアの AUSTAL 社で建造された、中型のトリマラン。2022 年 10 月 7 日にはグッドデザイン賞を受賞している。

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Source: スラッシュドット