お茶の水女子大学の石井綾郁大学院生らは、日曜大工向けに販売されている連続波レーザー加工機を用いて、木板に炭化配線を引く技術を開発したそうだ。レーザーの焦点を5ミリメートルずらし、木の板を焼き切らずに焦がすことで木の表面が炭化させる。炭化する深さは1ミリメートル程度で、配線の表面抵抗率は木材によって変化するという。金属配線と比べると抵抗が大きいものの配線を太くすれば抵抗を下げられるとしている。家具などの大きな木製品にも適用できるとのこと(日刊工業新聞)。
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Source: スラッシュドット