Apple の Studio Display 専用電源コード取り外し器具の 3D プリント用データを 9to5Mac が公開している
(9to5Mac の記事、
ダウンロードページ)。
Apple は Studio Display の電源ケーブルが取り外し不可能だと説明しているが、Studio Display 本体と電源ケーブルはコネクターにより接続されている。ただし、簡単に外れるようにはなっておらず、力ずくで引き抜けば損傷する可能性が高い。そのため、Appleは内部で使用するため専用の電源コード取り外し器具を用意しているという。この器具はリールとレバーを組み合わせたモグラたたきのハンマーのような形状で、リールにケーブルを巻き付けてからレバーで回転させれば簡単に外れるようだ。
しかし、この器具を Apple が一般に提供する可能性は低いため、9to5Mac では同等の器具を 3D プリンターで出力できるようデータを無償で公開したそうだ。一方、Apple はユーザーが電源ケーブルを着脱することを想定しておらず、交換用のケーブルを一般提供する可能性も低いため、取り外す意味はあまりない。9to5Mac では必要がなければ取り外さないよう推奨している。
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Source: スラッシュドット