ガジェット

GPT-4が労働市場に与える影響とリスク評価。OpenAI発表

GPT-4の開発元である米OpenAIとペンシルベニア大学の研究者らが17日、「GPTs are GPTs: An Early Look at the Labor Market Impact Potential of Large Language Models[GPTはGPT:LLMの労働市場への影響の可能性に関する初期の考察]」と題した論文を公開した。調査では職業別の人間の専門知識とGPT-4を使った場合を比較した。人間が特定のタスクを実行するのに必要な時間を、GPT-4を使うことで50%以上の短縮ができるかを調べたという(GPTs are GPTs: An Early Look at the Labor Market Impact Potential of Large Language ModelsITmedia)。

その結果、プログラミングとテキスト執筆のスキルは影響を受けやすいことが分かったという。反面、科学的、批判的思考スキルを必要とする職業は影響を受けにくいことが示されたとしている。具体的な職業としては、数学者、ジャーナリスト、翻訳者、作家、Webデザイナー、会計士などは影響を受けやすく、グラフィックデザイナー、SEO担当者、財務管理者などは影響を受けにくいとしている。

すべて読む

| ビジネス

| 人工知能
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

GPT-4によって淘汰されるであろう仕事リスト
2023年03月23日

「メタ社がメタバースから撤退」という噂が広がる
2023年03月10日

「プログラミングをするプログラマー、需要が激減か…すでにノーコードが当たり前に」という記事が炎上
2023年01月19日

「GitHub Copilotはオープンソースライセンスを侵害」OSS開発者が集団訴訟を開始
2022年11月07日

リコー将棋AI棋譜記録システム、「HEROZ Kishin Eye」と改称してHEROZが運用開始
2021年04月04日

Source: スラッシュドット