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「Skittles Ban」と呼ばれたカリフォルニアの食品添加物禁止法、Skittlesは対象外に

headless 曰く、

米カリフォルニア州で 7 日に成立した法律「California Food Safety Act」ではカラフルなソフトキャンディ Skittles が販売禁止になるとして「Skittles Ban」などと呼ばれていたが、結局 Skittles は対象になっていない
(FOODBEAST の記事
Forbes の記事
Ars Technica の記事
USA TODAY の記事)。

同法は発がん性など健康リスクの大きい食品添加物を含む食品の製造・販売等を 2027 年から禁止するもので、臭素化植物油と臭素酸カリウム、プロピルパラベン、赤色 3 号の 4 種が対象となっている。赤色 3 号の禁止は数多くのカラフルな菓子に影響するが、Skittles は赤色 3 号を使用していない。

Skittles が禁止されるとの見方が広がったのは法案の段階で含まれていた二酸化チタン着色料として使用しているためだ。二酸化チタンは 9 月 1 日の法案修正で削除されていたが、以降も Skittles Ban という表現が使い続けられ、ソーシャルメディアでは 2027 年からカリフォルニアで Skittles が禁止されるという虚偽の投稿がバイラルになっていたという。

ただし、Skittles は数多くの食品添加物の使用が禁じられている EU 域でも販売されている。ギャビン・ニューサム知事は食品業界が世界各地の異なる公衆衛生法に対応可能であることを指摘し、同法は州民に特定の食品を禁止するのではなく、より安全性に信頼感を持って食べられるようにするものだとして「Skittles Ban」のような表現を批判したとのこと。なお、英国版の Skittles では二酸化チタン (E171) を使用していない。

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Source: スラッシュドット