西日本新聞の記事によると、福岡市内のマンションで、宅配ボックスを配達業者が無断で開け、他の人の荷物を外に出し、自分の荷物を入れていく事例が発生したそうだ。この問題は、マンションに設置されている防犯カメラによって明らかになった。宅配ボックスは配達員が暗証番号を設定する「ダイヤル式」で、Amazonの配達業者が既に使用中のボックスを開錠して荷物を出して外に置き、自分の荷物を入れていたとのこと(西日本新聞)。
マンションの所有者によると、1年前から多くの宅配ボックスが長時間「使用中」となっていたそうで、不審に思い調査した結果、15個のボックスの半分には何も入っておらず、暗証番号が同じ数字で設定されていることが分かったという。この所有者は同じ会社の荷物を扱う業者同士が暗証番号を共有し、宅配ボックスを利用することで効率を上げていた可能性があるという。
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Source: スラッシュドット