ジッパーが下りたまま指定の時間が経過すると通知される「スマートパンツ」を Twitter ユーザーが作成し、その仕組みを解説している
(Android Police の記事、
Guy Dupont 氏のツイート)。
スマートパンツは Honeywell の SS441R 磁気センサーと Stemma/QT ケーブル、Unexpected Maker の FeatherS3 開発ボード、リチウムポリマー電池、磁石などをジーンズに取り付けて作られており、CircuitPython で処理を行う。
磁気センサーは片側を切り落としたケーブルにハンダ付けされ、ホットボンドでリード線を固めて安全ピンに接着されている。この安全ピンでセンサーをジーンズの内側に取り付け、ケーブルの反対側はポケットの穴を通してポケット内の FeatherS3 に接続されているという。
ジッパーには小さな磁石が瞬間接着剤で接着されており、ジッパーを下してセンサーの出力が low になると FeatherS3 がスリープから復帰。Wi-Fi アクセスポイントに接続し、指定した時間を経過しても low のままの場合には Pushover を通じて通知がスマートフォンに送られるとのこと。
本気かどうかは不明だが、作者の Guy Dupont 氏は出資者を探しているという。スラドの皆さんはジッパー開きっぱなしを通知してくれるスマートパンツ、必要だろうか。余談だが、スラドの皆さんはズボンの前開きのファスナーを何と呼んでいるだろう。
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Source: スラッシュドット