BCN+Rの記事によると、テレビ離れではなくテレビレコーダー離れが進んでいるという。ハードウェアとしてのテレビもコロナ特需の反動減により、1月の販売前年比では台数89.3%、金額90.6%という前年割れだ。しかし、それ以上にテレビ番組を録画するレコーダーの売り上げが低迷しているという。レコーダーの販売前年比は台数・金額ともに、21年3月から22か月連続で前年割れとなった。昨年6月に台数64.7%、金額67.8%と大幅なマイナスに落ち込んでいたとされる(BCN+R)。
この記事によると原因は、視聴者がテレビ番組からストリーミングに視聴先が変わっているためではないかとしている。インターネット接続に対応するテレビの販売台数構成比は1月現在で78.5%と、昨年1月に比べ5ポイント拡大している。このため、ほぼ8割のテレビでネットコンテンツを楽しめる状態にあり、この放送波放送離れがよく言われている「テレビ離れ」の正体ではないかと指摘している。
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Source: スラッシュドット