IIJ Engineers BlogでStarlinkのネットワーク、アンテナのIPアドレス、NATの仕様などを調べるという内容の記事が掲載されている。同サイトでは、以前からStarlinkのネットワークを調査しており、今回の記事はその3回目となる(その1、その2)。
この記事ではアンテナから衛星側ネットワークやCGNATの仕様などについて調査するといった内容となっている。項目としては「アンテナのIPアドレスを調べる」「CGNATについて調べる」「インターネットに出るまでに何段NATを通過するのか?」「衛星区間でのパケットの折り返しについて」「STARLINK ビジネスが始まりました」といった内容となっている。なおStarlinkのIPv4ネットワークでは、Wi-Fiルータで192.168.100.100に変換、アンテナで100.114.157.229に変換、拠点で206.83.125.96に変換をおこなっており、計3回のNATによる変換が発生する事が判明したそうだ(IIJ Engineers Blog)。
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Source: スラッシュドット