headless 曰く、
非 GNU な Linux ディストリビューション「Chimera Linux」の開発が進められているそうだ
(The Register の記事、
公式サイトの About ページ、
FOSDEM 2023 の紹介記事、
GitHub)。Chimera Linux のユーザーランドでは GNU Core Utilities に代えて FreeBSD ベースのコアユーティリティが使われており、NetBSD や OpenBSD のソースコードも使われている。システムツールチェーンは GNU ツールチェーンではなく LLVM/Clang を用い、C ライブラリも GNU C ライブラリに代えて musl の標準 C ライブラリを用いる。
これらの GNU コンポーネントを使用しないことは、Chimera が GNU/Linux システムでないことを意味する。システムは (make を除いて) GNU コンポーネントを使用することなくブートストラップ可能であり、GNU コンポーネントを使用することなくブート可能だという。
現在はプリアルファ版が提供されており、今春にもアルファテストを開始する計画とのことだ。
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Source: スラッシュドット