ガジェット

Windows 11で設定にかかわらずデバイスが脆弱だと表示される問題、再び解決

Microsoft は 5 日、Windows 11 の「Windowsセキュリティ」で設定にかかわらずローカルセキュリティ機関の保護機能が無効であるかのように表示される問題の解決を発表した
(Microsoft Learn の記事
Neowin の記事
On MSFT の記事
BleepingComputer の記事)。

この問題は Windows セキュリティの「デバイス セキュリティ>コア分離」で「ローカル セキュリティ機関の保護」に表示される説明が実際の状態を反映しないというものだ。まず、このオプションがオフになっているかどうかにかかわらず「ローカル セキュリティ機関の保護がオフになっています。デバイスが脆弱である可能性があります。」という警告が表示される。これをオンにすると再起動を要求されるが、再起動後にも警告と再起動要求が表示され続ける。警告は「無視」をクリックすれば表示されなくなるが、再起動要求は表示されたままとなる。

問題が導入されたのは Microsoft Defender ウイルス対策マルウェア対策プラットフォーム バージョン 1.0.2302.21002。バージョン 1.0.2303.27001 でいったん修正されたが、一部のゲームやアプリの実行時に Windows が再起動してしまうといった問題が発生し、提供は中止されていた。今回、新たにリリースされたバージョン 1.0.2306.10002 で問題は解決したとのこと。ちなみに、手元にある複数の Windows 11 バージョン 22H2 環境では「ローカル セキュリティ機関の保護」という項目自体が表示されなくなっている。皆さんの環境はいかがだろうか。

すべて読む

| ITセクション

| アップグレード

| バグ

| Windows

| IT
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

Windows 11で設定にかかわらずデバイスが脆弱だと表示される問題が復活
2023年05月20日

Windows 11、設定にかかわらずデバイスが脆弱だと警告され続ける問題
2023年03月26日

Source: スラッシュドット