NHKは25日、2022年度の第3四半期業務報告を公表した。それによると、12月末時点での契約総数は21.7万件減少の4133万件。また衛星契約は8.5万件減少の2194万件。このいずれもがNHKが目標としていた減少幅や契約数よりも大幅に悪い数値となっているそうだ。これにより、受信料収入は前年から61億円減の5043億円となったという。契約状況に関して報告書によると「世帯の移動が多い大都市圏から取次数をいかに確保していくかが課題」との指摘があるようだ(2022年度 第3四半期業務報告[PDF]、AV Watch)。
また、同日に開催された稲葉延雄新会長の就任会見によると、2023年4月から導入される割増金制度に関しては、「一律に条件に該当するからといって請求するわけではなく、お客様の個別の事情を総合勘案しながら運用していく」と述べているという。
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Source: スラッシュドット