小型衛星の打ち上げ機会の拡大しており、人口衛星のもたらすデータを利用できる機会も増えた。経済産業省 METI Journal ONLINEの記事では、衛星データを活用した社会課題解決や、新たなビジネスの創出が期待されているとして、その活用ビジネス例などを紹介、またデータを利用する事業者を募集している(METI Journal ONLINE)。
青森県の産業技術センターでは農林水産業に活用。水田1枚ごとに、収穫に適した時期を分析、広大な田畑の生育状況を把握しているという。農作物の品質が向上につながったとしている。経済産業省は、利用者が無料で衛星データを活用できるクラウド環境上の衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」を開発。データの活用希望者を募集しており、北海道、富山県、福井県、山口県、九州地域の一部での商用衛星データを無料で提供しているという。詳細は元記事にあるが現在も募集がおこなわれている。
tamaco 曰く、
作物の生育状況把握や、保険金支払のため水害被害の補足が可能なレベルで使えるリアルタイム衛星データ。
北米では新しい産業や雇用の創出につながっているみたいなので、日本でも進むといいな
無料公募だし会社名義でお試ししてもいいかな
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Source: スラッシュドット