Mozilla が Firefox で来年 1 月以降の Windows 7 / 8.1 サポート継続を検討しているそうだ
(Ghacks の記事、
Bug 1594270)。
Google は 1 月の Windows 7 ESU 提供終了と Windows 8.1 延長サポート終了に合わせ、2 月の Chrome 110 リリースをもって Windows 7 / 8.1 のサポートを終了する計画を示している。一方、Firefox は比較的 Windows 7 ユーザーが多く、3 年前から Microsoft の ESU 提供よりも長くサポートを継続する可能性について検討してきた。
StatCounter の Windows シェアデータでは当時 Windows 7 が 27.98 % だったが、Firefox の Windows 7 ユーザーは 30 % を超えていた。Firefox のデータは全 OS なので、Windows に限定すればさらに多くなる。一方、2022 年 10 月分の StatCounter では Windows 7 が 9.62 % まで減少しているのに対し、Firefox の Windows 7 ユーザーは 10 月 24 日時点で 15.114 % となっている。
また、チップ不足の影響は緩和されているとはいえ、経済危機により既存 PC の置き換えが困難なところもあり、多くの Linux ディストロがサポートを終了している 32 ビットマシンを救う意味でも Windows 7 のサポートを当面続けるべきではないかといった意見もみられる。
現在のところ Windows 7 / 8.1 サポート終了時期は来年第 1 四半期 (3 月 14 日) のほか、現行の Firefox ESR 102 のサポート終了まで (8 月 29 日に最後のパッチリリース予定)、次期 Firefox ESR 115 のサポート終了まで (さらに 1 年) という選択肢が挙げられている。
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Source: スラッシュドット