円安やウクライナ情勢によるエネルギー価格の高騰により、大学などのスーパーコンピューターの電気代の金額が問題になっているという。朝日新聞の記事によれば、名古屋大学では、付属病院を含めた大学全体の電気代は通常であれば年間20億円弱だが、今年は倍に当たる40億円を超える可能性があるという(朝日新聞)。
このため教職員や学生に節電を呼びかけている状況だそうだ。国内有数の計算能力を持つスーパーコンピューター「不老」は、計算量が少ない時に装置の一部を止めるようにしているという。研究力を維持するには、国から支援もしくは借金でもするしかない状況だとしている。なおうちの大学のコンピュータは電気代が年間9億円かかっているといったツイートも出回っている(Togetter)。
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Source: スラッシュドット