読売新聞の記事によれば、文部科学省は理工系分野に「女子枠」を創設するよう各大学などに促しているそうだ。文科省によると、21年度は大学で女性が理工系を専攻する割合は7%と男性の28%よりも低い水準だったそうだ。同省は理工系専攻の女子学生が少ない現状を変えたいことから、2023年度入学の大学入試からこうした枠の創設を求めているという(読売新聞)。
一方で入試での性差別に関しては、以前取り上げたような医学部の不正入試なども起きている。このため同省では、各大学が女子枠を導入する際、必要性や選抜方法について十分に説明するよう求めているとしている。
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Source: スラッシュドット