フィッシング対策協議会は3日、2022年7月に同協議会に寄せられたフィッシング報告件数 (海外含む) は、前月より1万9698件増加し、10万7948件となったと発表した。発表によれば、「クレジットカードの利用確認を装うフィッシング」の報告が急増、特にVISA、マスターカード、JCBをかたるメール文面が多くみられたという。以前からフィッシング報告の多かった Amazon、三井住友カードをかたるものと合わせると全体の約73.2%を占めるとしている(フィッシング対策協議会)。
フィッシングURL数に関しては、6月と比較して約1.8倍と急増している。ショートメッセージ (SMS) から誘導されるフィッシングでは、宅配便関連の不在通知を装うものや、Appleをかたる内容、モバイルキャリア、Amazon、Yahoo! JAPANをかたる文面のものが多かったとしている。
| セキュリティ
| 統計
|
関連ストーリー:
従業員がだまされやすいフィッシングメールの件名
2022年07月07日
Bingの検索結果で自治体の偽サイトが表示される事例が頻発
2022年06月17日
SMSを悪用したスミッシング被害増加中。一方で攻撃者のレベルは低下か
2022年06月16日
楽天をターゲットにしたフィッシングサイト広告が乱立。二要素認証未対応も一因?
2022年06月15日
Source: スラッシュドット