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日立製作所、雇用形態をジョブ型に切り替える方針。今夏から

日経新聞によると日立製作所が2022年7月頃から、欧米で一般的な「ジョブ型雇用」を本体の全社員に広げる方針であるという。ジョブ型雇用では、職務ごとに必要なスキルを職務記述書に明記して仕事の範囲を明確にする。賃金は基本的には職務に応じて決まるため、需要が大きく高度な職務ほど給与に差が出る。記事によれば、日立製作所がこうした方針を明らかにしたのは、必要な人材を社外から獲得するためであるそうだ(日経新聞)。

NOBAX 曰く、

日立製作所は2020年からジョブ型人財マネジメントを推進してきましたが
今夏から全社員を対象にするそうです
日本の多くの大企業は新卒を採用し、年功序列、終身雇用を前提として
経験と実績によって徐々に出世の階段を登っていくという雇用形態が一般的でした
欧米ではジョブ型が一般的で、秘書が必要になったら秘書を募集して採用する
経理の人間が必要になったら経理経験者を募集するといった雇用形態で
社員は働きながらスキルアップし、より良い雇用条件を結べる会社に転職して
キャリアアップを図ります

ジョブ型によって落ちこぼれる社員や逆に若くして能力を評価される人が
出るなど流動化が進むでしょう
会社にぶら下がっている社員には激震ですね

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Source: スラッシュドット