ガジェット

子供の数は40年連続減少し、1,500万人を割る

5月5日のこどもの日にちなみ、総務省統計局が2021年4月1日現在の子供の数(15歳未満の人口)を推計している(統計トピックスNo.128)。

子供の数は前年から19万人減少して1,493万人。40年連続の減少となった。男女別では男子が765万人、女子が728万人と、男子が37万人多く、人口性比は105.0となっている。記事には1950年以降のデータしかないが、子供の数は1920年の第1回国勢調査の時点で2,000万人を超えていたため、データがある中では過去最少であり、初めて1,500万人を割ったことになる。

総人口に占める子供の割合は前年から0.1ポイント減少して11.9%となった。子供の割合は47年連続で減少しており、2013年以降は12%台で推移していたが、今回初めて12%を割った。子供の割合を諸外国と比較すると、日本が最も低い水準だという。

なお、今回は都道府県別の推計値が省略されている。

すべて読む

| 日本

| 統計
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

新成人の数、2年ぶりに増加して124万人
2021年01月11日

16年連続で増加する高齢者の就業者数、COVID-19の影響により4月のみ前年同月比で減少
2020年09月21日

子供の数は39年連続で減少、愛知県では100万人を割る
2020年05月05日

子供の数は38年連続減少して1,533万人、東京都では5年連続増加
2019年05月05日

女性の高齢者人口、初めて2,000万人を超える
2018年09月17日

総務省推計、80歳以上の人口が1,000万人を超える
2015年09月21日

総務省推計、日本の総人口に占める子供の割合は12.8%、65歳以上は25%を超える
2014年05月05日

Source: スラッシュドット