COVID-19の感染者数が再び増加している。4日の段階では全都道府県と空港検疫で新たに1万6808人確認された。死者は14人。重症者は62人だった。東京都の新規感染者は2772人で先週の同じ曜日から1255人増えている。大阪府でも1150人の新規感染者が確認され、前週の同じ曜日からおよそ2倍となっているという(読売新聞、FNNプライムオンライン、Science Portal)。
オミクロン株の派生型「BA.5」が増加要因になる可能性があり、「第7波」の兆しなのか注視する必要があるとしている。WHOによると世界的にも増加する傾向が見られるとのこと。BA.5に関してはBA.2より感染力が強いとされる。重症化率に関してはBA.2と変化はないともされているが明確な結論はでていないという。
pongchang 曰く、
東京都によるL254R陰性数の日報、6/30分[PDF]
L254Rが陰性だと冬に流行ったBA1かBA2の場合が多い。デルタ株やBA5、BA4は陽性になる。東京都の6/30のまとめでは79/263とBA1BA2が少数派になり株が置き換わった。島根県や鳥取県でも市中感染でのBA5確定例が増えており、昨夏に続いてコロナの多い夏を迎えそうである(島根県内の新型コロナウイルス感染症患者数の推移(令和3年12月27日以降)[PDF]、鳥取県)。28日時点で全ゲノム検査を終えた検体124件のうち、35件(28・2%)がオミクロン株の亜種「BA・5」。ゲノム解析前の検体も、今月18~27日に感染した患者330人のうち173人(52・4%)がBA・5の疑いがあり、置き換わりの傾向が強まっている。(山陰中央新報)
島根県では5日に新たに755人の感染が確認された。同県内で一日に発表された感染確認としては過去最多。これまでの感染確認は2万1840人で、同県では感染の急拡大が続いている(NHK)。
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Source: スラッシュドット