茨城県つくば市にある森林総合研究所とソフトバンクは6月28日、四足歩行ロボットの林業への導入を探る目的の実証実験を報道陣に公開した。同研究所と同社は2021年度から、電動四足歩行ロボットの歩行能力についての実証実験をおこなってきた(茨城新聞)。
この日おこなわれた実験は、ボストンダイナミクス製の四足歩行ロボット「SPOT」を用いたもので、手動と自動操作の両方で斜面での荷運びの実験を行っている。国内林業は、高齢化や負担の重さが課題となっていることから、森林総研とソフトバンクは、苗木や防鹿柵の運搬、森林の各調査計測などをロボットに代替させたいと考えているという。
| ロボット
|
関連ストーリー:
米NY市警、ロボット犬の試験導入を断念。 NetflixのディストピアSFに出てくるものと似ていると市民から反発
2021年05月06日
ソフトバンク、ボストン・ダイナミクスを現代自動車に売却か
2020年11月10日
シンガポールでは4足歩行ロボットが公園をパトロール、ソーシャルディスタンスを呼びかける
2020年05月12日
ボストン・ダイナミクス、四本脚ロボットを一般販売へ
2019年06月11日
Alphabet傘下の東大発ロボットベンチャーSCHAFT、解散
2018年11月21日
Source: スラッシュドット