あるAnonymous Coward 曰く、
内閣官房デジタル市場競争本部事務局が「モバイル・エコシステムに関する競争評価 中間報告」のパブリックコメントを公開している(ITmedia、パブリック・コメント、関連記事)。
iOSおよびAndroidはアプリレイヤー/Webサービスレイヤーしか自由度がなく、ブラウザや検索、アプリストアなどで自社優遇しておりサードパーティの参入障壁となっているのを問題視している。
特にiOSに至ってはアプリストアの選択肢が存在しておらず、サイドローディングを許容する義務を検討事項として挙げている。もしサイドローディングが可能になった場合ショップの意向でアプリを入れられたりユーザー側の意図なしでマルウェア入りアプリがインストールされる懸念事項がある。日本人はITスキルが低く対処方法がわからず被害が多発するおそれが見込まれる。
一方で否決された場合はアメリカ企業に牛耳られる状態が続き健全な競争ができないことになる。
競争とセキュリティ問題は別という指摘もあるがAppleはセキュリティを建前に首を縦に振らないので妥協することはおそらくないだろうと思われる。政府のIT施策は失敗しかしないので悪とかキャリアは大人しく土管に徹しろと厳しい非難をするスラド諸氏もいるが、日本の土壌なのに競争ができずずっと搾取されっぱなしに甘んじたままでいいのか賛否を求めたい。
なおhylom氏は「Appleだけに任せれば安全安心というのは幻想」というコメントを残している。
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Source: スラッシュドット