国連安全保障理事会は13日、ウクライナ情勢に関連する緊急会合を開いた。ウクライナで生物・化学兵器開発が行われているとするロシア側の主張によって開催されたもので、こうした会合は3回目であるとされる(読売新聞、テレ朝NEWS)。
ロシア側はウクライナの河川で採取されたコレラなどのサンプルがアメリカに送られているなどとして、ロシア側の侵略行為を正当化したとされている。なお証拠として提出された内容は駐日ロシア連邦大使館などがTwitter上で出している陰謀論的な内容のものと同じものである模様(駐日ロシア連邦大使館Twitter)。
なおドイツ産業システム大手のシーメンスが12日、ロシア事業から完全撤退すると発表した。同社は2月のウクライナへの侵略行為が起きた後はロシアでの新規取引の停止を発表済みであるが、既存事業についても撤退を決めた。同社はロシアの高速列車「サプサン」や「ラストチカ」などの開発に関わっていた。侵略が始まった後も提供していた車両の整備などは続けていた。提供していた車両の整備などは続けていた。今後の鉄道運用などへの影響は不明であるようだ(CNN、日経新聞、テレ朝NEWS)。
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Source: スラッシュドット