takehora 曰く、
Slackware 15.0 がリリースされました。5 年 8 ヶ月ぶりのバージョンアップリリースです
(アナウンス、
リリースノート、
x86_64 変更履歴)。主な変更点は以下の通り。
- カーネル 5.15.19
- GNU Cライブラリ 2.33
- X11に加えて、Waylandに対応
- KDE Plasma 5
- Xfce 4.16
- 入力メソッドフレームワークとして fcitx を採用
- PAMを採用
- ConsoleKit2 から elogind へ移行
- XDG 規格に対応
- PulseAudio の代替として PipeWire に対応
- Rust 導入
- Python3 導入
- MTAは、Sendmail から Postfix へ移行
- imapd/ipop3d から Dovecot IMAP/POP3 へ移行
- OS 全体をソースから自動的にリビルドする「make_world.sh」を搭載
インストーラーは英語のままですが、インストール後には、問題なく日本語を使えます。次の開発サイクルでは、15.1 リリースに向けて行われます。
前回の安定版 Slackware 14.2 がリリースされたのは 2016 年 7 月。昨年 2 月にアルファ版、4 月にベータ版、8 月には RC1 に到達していた。長いリリースサイクルの間にプロジェクトメンバーの Erik “alphageek” Jan Tromp 氏と Brett Person 氏が亡くなったそうだ。
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Slackware14.2リリース
2016年07月05日
Source: スラッシュドット