電気自動車メーカー「Tesla(テスラ)」は25日、時価総額が初めて1兆ドルを超えた。米レンタカー大手ハーツが同社製EVを10万台を購入する計画を発表したことが好感されたためであるようだ(ロイター)。一方でそんな同社製車両で発生した事故をすべて記録しているサイトが存在しているという。
Tesla Deathsという名前で、このサイトでは同社車両を使用して報告された世界各国の死亡者の最新記録や、関連事故などのデータを提供している。10月27日段階では総死亡者数は212名で、そのうちオートパイロット関連の死亡者数は10名となっている(Tesla Deaths)。
Security Boulevardの記事によると、2021年に販売された電気自動車の死亡事故はテスラ製が多いという。モデル別に見てみるとTesla Model Sは販売台数5155台に対して死者数は40名、Tesla Model Xは同6206台に対して死者数は14名、Tesla Model 3は5万1510台に対して死者数は87名となっている。これに続くものとしては日産リーフがあり、こちらは販売台数は7729台に対して死者数は2名となっている。この記事ではテスラが他メーカーと比較して安全性を不必要に無視しているのではないかと指摘している(Security Boulevard)。
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Source: スラッシュドット