あるAnonymous Coward 曰く、
東京オリンピック開催と重なった新型コロナ第5波について、オリンピックが直接の原因ではないとの主張が散見されるが、これに対して米タイム誌は6日「日本のコロナ対策は信頼に基づくものだったが最悪の時期にオリンピックを開催したことでそれが打ち砕かれた」という分析を掲載している(Time)。
この分析では、日本のこれまでの新型コロナ対策は、政府による規制ではなく、人々の自発的な対応を求める緩やかな対策に依存しておりそれが機能していたとみている。一方で、今回は人々に規制を唱えながらオリンピックを開催したことで、規則を守るという日本人の意欲を打ち砕いてしまったという。
日本の中から見ていてもこうした意識の変化は感じるところであるが、国民がもはや自粛に応じなくなった状況で、お盆休みを迎えて感染拡大を防げるのだろうか?
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Source: スラッシュドット