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米主要空港、ゲートへのフードデリバリーサービスが利用可能に

ニューヨークやニューアークなど一部の米主要空港では、モバイルオーダーした食べ物がゲートに届くデリバリーサービスが利用可能になったそうだ
(BNN Bloomberg の記事
The Verge の記事)。

このサービスは北米の空港でレストランを展開する OTG によるものだ。ほとんどの乗客はアプリをインストールするほど利用頻度が高くないとの想定でアプリを用意せず、空港内の各所に設置した QR コードをスマートフォンのカメラでスキャンして注文専用サイトに移動する仕組みだという。

サービスは現在ベータテスト中で店舗別の QR コードを用意しているが、9 月にはすべての店舗での注文が可能な QR コードに置き換えるほか、ニューアークを皮切りに最大 24 時間前の注文が可能なサービスも開始する。これに伴い、23 ターミナルの 350 店舗で使用していた iPad 21,000 台を廃止し、店内飲食時の注文も QR コードによる注文専用サイトへの誘導に置き換えていく。

OTG は今後も店内での飲食に注力していく計画だが、パンデミックによりモバイルオーダーへの移行が加速したという。特にゲートへのデリバリーサービスは、アナウンスが流れたらすぐに搭乗できるよう搭乗カウンターに近い場所の座席を確保しつつ、食事も確保したいと考える人には最適なサービスとのこと。

なお、ソウル・インチョン空港では注文した食べ物をロボット AirDilly がゲートに届けるサービスを開始しているそうだ。個人的には早々とゲートに入るよりも少し歩き回りたい方だが、ゲートが遠くて乗り遅れても困る。スラドの皆さんはいかがだろうか。

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Source: スラッシュドット