ガジェット

テレビドラマ化で富士通のホライゾンスキャンダルが再注目される

英国の郵便局を舞台にした英史上最大規模の冤罪事件「ホライゾンスキャンダル」が、テレビドラマ化を機に再び注目を集めているという。この事件は富士通の会計システム「ホライゾン」の欠陥により、1999年から2015年にかけて、700人以上の郵便局長が横領や不正経理の無実の罪を着せられたという内容(朝日新聞The GuardianBBC)。

事件に関連し、少なくとも4人が自殺、有罪判決が取り消されたのはわずか93人にとどまり、補償も不十分な状況にある。事件をめぐっては、2021年2月から公聴会が続いている。また、英民放ITVが年始にこの事件を題材にしたドラマを放送した結果、再び注目が集まっている。報道によると富士通は近く、下院で証言する予定となっているとのこと。

すべて読む

| ITセクション

| テレビ

| 英国

| ニュース

| バグ
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

富士通の元社長はホライゾンスキャンダルを知らない?
2022年10月20日

富士通製郵便局業務ソフトのバグによる英国での冤罪事件の公聴会
2022年02月27日

富士通製ソフトウェアのバグが原因で横領犯にされていた英国の元郵便局長39名、十数年ぶりに名誉回復
2021年04月26日

欠陥のあるITシステムのせいで従業員に横領・窃盗疑惑がかけられた英国の事件、裁判所はシステムの不具合を認める
2019年12月19日

Source: スラッシュドット