米Microsoftは9日、米宇宙軍(USSF)向けの複合現実(MR)対応シミュレーション・訓練システム「Integrated, Immersive, Intelligent Environment(I3E)」について、米宇宙システム軍団(Space Systems Command: SSC)との間で開発契約を締結したという(米宇宙システム軍団[PDF]、Microsoftブログ、UchuBiz)。
I3Eは、MicrosoftのMRソフトウェアとMRヘッドセット「HoloLens 2」、クラウドコンピューティングなどを組み合わせており、地球の周回軌道上にある物体をリアルタイムで表示するシステムだという。宇宙環境をリアルに再現し、USSF隊員の訓練や作戦シミュレーションに活用される。契約金額は1980万ドル(約28億6763万円)で、契約期間は2023年12月1日からの1年間。3年間の延長が可能としている。
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Source: スラッシュドット