headless 曰く、
間もなく締め切りとなってしまうが、米連邦取引委員会 (FTC) が AI によるボイスクローニングから消費者を守る手法のアイディアを募集するコンテスト Voice Cloning Challenge を実施し、12 日まで参加を受け付け中だ(プレスリリース、
公式ルール: PDF、
The Register の記事、
Neowin の記事)。AI を用いて特定の人物の声を再現するボイスクローニング技術は医療やアクセシビリティの分野で非常に有益な利用が可能だが、詐欺などの悪用も懸念される。コンテストではボイスクローニングの悪用を防ぐ以下のような 3 つのポイントのうち少なくとも 1 つを解決するアイディアが求められる。
- 防止または認証: 認証されていないユーザーによるボイスクローニングソフトウェアの使用を制限する手法
- リアルタイム検出または監視: クローンボイスまたはボイスクローニング技術の使用を検出する手法
- 使用後の評価: オーディオクリップにクローンボイスが含まれているかどうかを確認する手法
コンテストは 18 歳以上米国市民および米国永住者の個人・グループまたは、米国で設立および主に活動している組織が対象となり、優勝賞金 25,000 ドル。準優勝者 1 組に 4,000 ドル、3 組に 2,000 ドルが授与される。ただし、10 人以上の組織は別枠の「FTC Voice Cloning Challenge Large Organization Prize」となり、優勝者は表彰のみ (賞金なし) となる。
| テクノロジー
| セキュリティ
| 人工知能
| ニュース
| アメリカ合衆国
|
関連ストーリー:
テキストから音楽を生成する「Suno AI」が話題
2023年12月19日
韓国の大統領選でAI候補が登場
2022年02月22日
Source: スラッシュドット