和歌山のベンチャー企業が開発している「GFR-02」は、バイクと自転車を切り変える2WAY機構を備えているそうだ(ヤングマシン)。しかし、現行の道路交通法では、車両区分によって通行できる場所が異なる。これを満たすためには合法的に2モードで公道走行ができる「モビチェン(モビリティカテゴリーチェンジャー)」なる機構が必要になるらしい(乗りものニュース)。
モビチェンは原付のナンバープレートを隠すことにより、自転車モードにするという機構。記事によれば、「第三者からモードが識別できる」「停車中にしか切り替えできない」「モードを超えた動力を供給しない」といった条件が警察庁に課せられているそうだ。
なお前述ののGFR-02もモビチェンなしでは、原付バイクとしてしか使用できないため、自転車として運用するにはオプションでモビチェンを取り付ける必要がある。モードを自転車に切り替えておけば、仮にGFR-02のような2WAY車両が放置駐車となった場合も「自転車扱い」になるそう。なおモビチェンの価格は未定とのこと。
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Source: スラッシュドット