金融庁は25日、SMSやメールなどを用いたフィッシング被害が急増していると警告した。2023年11月末時点で被害件数は5147件、被害額は約80億1000万円に上り、いずれも過去最多を記録したという。被害は主にインターネットバンキング利用者を狙ったもので、偽のログインサイトに誘導しIDやパスワードを盗み、不正送金を行う手口が増えている。このため、金融庁と警察庁は以下の対策を呼びかけている(金融庁、ITmedia、Impress Watch)。
1. 心当たりのないSMS等は開かない
2. インターネットバンキングの利用状況を通知する機能を有効にし、不審な取引に注意する
3. 金融機関のウェブサイトにアクセスする際は、事前に正しいURLをブックマーク登録し、そこからアクセスするか、公式アプリを利用する
4. スマートフォンやパソコンでは、迷惑メールフィルターの強度を上げたり、多要素認証を利用したり、セキュリティ対策ソフトを最新版にする
などとしている
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Source: スラッシュドット