トルクメニスタンのカラクム砂漠には、地下の天然ガスが40年ほど燃え続けている巨大なガス漏れクレーター「地獄の門」が存在する。この地獄の門に先日、同国のベルドイムハメドフ大統領が訪れ視察、地獄の門で燃え続けている天然ガスの火を消すよう命じたそうだ。
(時事ドットコム、朝日新聞、AFPBB News)。
元は地下にあるガス資源開発のための調査中、調査施設ごと陥没が発生し巨大な穴となった。内部の有毒ガスが拡散するのを防ぐため火をつけたところ、半世紀にわたって燃え続けることとなった。旧ソ連時代の負の遺産的な存在だが、現在は観光地として活用されている。
同大統領は埋蔵されている天然ガスが輸出できるようになれば相当の利益となるとして、副首相に対し消火方法を見つけるよう命じたとしている。ただ同大統領は2010年にも消火を命じたがことがあり、そのときは鎮火できなかったとしている。
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Source: スラッシュドット