あるAnonymous Coward 曰く、
まだソースがTwitterしかないので信憑性が怪しいが、チェルノブイリ原発事故の汚染地帯である赤い森で塹壕を構築していたロシア兵が、急性放射線症候群でベラルーシの病院に搬送されたと報じられている。搬送のバスは7台にも及んだということで、命令されたであろう一般兵は本当に可哀想である。
この件に関しては、いくつかのメディアで報じられている。英国Mirror Onlineによると、汚染のもっとも激しい赤い森で塹壕を掘っていたロシア兵たちが急性放射線症になり、ベラルーシのゴメルにある放射線医療センターにバスで運ばれたとされている。この事実は米国情報機関からもたらされた情報であるようだ(Mirror Online、Visegrád 24のツイート)。
ロイターでも、チェルノブイリ原発事故を知らないロシアの若い兵士たちがチェルノブイリ原発の汚染地域を通る「自殺行為」を行ったと報じている。このとき赤い森を重量のある軍用車両で移動し、汚染された土を巻き上げたことが、初期のチェルノブイリ原発侵攻時に確認されたモニタリングポストの数字を引き上げた可能性があるようだ(ロイター、Forbes JAPAN)。
ウクライナの原子力発電公社であるエネルゴアトムが3月31日、チェルノブイリ原子力発電所を占拠していたロシア軍の大部分が撤退したとする発表を行った。ロシア軍は原発をウクライナの職員に任せる意向を示したとしている。同様に国際原子力機関(IAEA)も31日、ロシア軍が原発の管理をウクライナ側に戻したとする発表を行っているとのこと(NHK)。
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Source: スラッシュドット