CNNによれば、ウクライナで撃墜されたイラン製ドローン「Shahed-136」から、米国と西側の企業が製造した部品が発見されたという。52個の部品のうちの40個は13社に及ぶ米国企業製だったとしている。残りの12個の部品は、カナダ、スイス、日本、台湾、中国企業によって製造されたものだったという(CNN)。
これまで米国はイランに対してはさまざまな輸出管理制限を実施してきたが、今回使われている部材の多くはごく一般的に流通しているものであり、完全に流通を抑制することは難しいとみられている。またロシアとイランの当局者は、制裁を回避するために使用するダミー会社を設立して部品を輸入しているとされ、西側諸国がこれらを見つけて対策するのは簡単な仕事ではないとしている。
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Source: スラッシュドット