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SARS-CoV-2 変異株 B.1.1.529 の名称はオミクロン株に、デルタ株以来の懸念される変異株

ある Anonymous Coward 曰く、

世界保健機関 (WHO) は 11 月 26 日、SARS-CoV-2 (新型コロナウイルス) の変異株「B.1.1.529」に「オミクロン」株と命名すると発表した
(ニュースリリース)。

カテゴリは最も警戒レベルの高い「懸念される変異株」 (VOC: variant of concern)。VOC となった変異株はアルファ、ベータ、ガンマ、デルタに次ぐ 5 番目となる。

変異株はミュー (μ) まで命名されていたので次はニュー (ν) かと思われたが、クサイ (ξ) と共に飛ばされた。飛ばされた理由について、ニューは同じ発音の New との混同を避けるため、クサイは特定の地域との混同を避けるためだとされるが、クサイ (Xi) は中国の習近平国家主席の「習」と同じ綴りなのでそれを避けるためという見方も出ている
(朝日新聞GLOBE+ の記事
New York Post の記事)。

タレコミ時点で命名された変異株のカテゴリは以下の通り

  • 「懸念される変異株」:アルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、オミクロン
  • 「注目すべき変異株」:ラムダ、ミュー
  • 過去に「注目すべき変異株」だった「監視すべき変異株」:カッパ、イオタ、イータ
  • 過去に「注目すべき変異株」だったが除外された変異株:イプシロン、ゼータ、シータ

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Source: スラッシュドット