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Microsoft Edge Canary、EPUBサポート機能が復活

Microsoft Edge Canary で EPUB 形式電子書籍サポートが復活している
(Microsoft Community Hub の記事
Neowin の記事
BetaNews の記事)。

Windows 10 Creators Update 以降のレガシー Edge では EPUB がサポートされていたが、Chromium Edge リリースに伴ってサポートが終了していた。Edge Canary ではバージョン 117.0.1989.0 以降で EPUB サポート機能が追加されており、コマンドラインオプション「–enable-features=msEdgeEpubReaderEnabled」を付加して起動することで有効になる。レジストリを編集すれば EPUB ファイルを Edge Canary に関連付けて開くことも可能だ。GitHub の MSEdgeFeatures リポジトリでは EPUB を有効にして Edge Canary を起動するバッチファイルの生成スクリプトも公開されている。

EPUB サポートを有効にすると Edge Canary の設定画面で「Cookie とサイトのアクセス許可」に「EPUB documents」が追加され、オプション「Always download EPUB filed」で EPUB ファイルを開くか、ダウンロードするかを指定できるようになる。ただし、このオプションをオンにするとダウンロード後のファイルを含めて EPUB ファイルは常にダウンロードされ、Edge Canary での閲覧はできなくなる。

現在のところ、Edge Canary の EPUB サポートは基本的な表示機能のみで、レガシー Edge に搭載されていたようなライブラリー機能は利用できない。コレクションに追加することは可能だが、ダウンロード済みファイルには対応しない。音声読み上げ機能も動作しないようだ。

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Source: スラッシュドット