headless 曰く、
Microsoft Edge で毎回起動時に Google Chrome からブラウザーデータをインポートするオプションが追加され、デフォルトでオンになることもあるようだ
(Neowin の記事、
9to5Google の記事、
Windows Latest の記事)。このオプションは Microsoft Edge の設定画面で、「プロファイル / ブラウザー データのインポート / 起動のたびにブラウザーデータをインポートする」に追加される。インポート対象の項目は「お気に入りまたはブックマーク」「保存されたパスワード」「オートフィルの設定」「お支払い情報」「閲覧の履歴」「Cookie」「拡張機能」の 7 種類。ただし、「お気に入りまたはブックマーク」と「拡張機能」は現在のところ利用できない。Windows Latest の記事でみられるような「開いているタブ」や「設定」を一度だけインポートするオプションは手元の環境に表示されなかった。
Neowin の記事ではこのオプションが Canary チャネルの Edge 104 で追加されると説明しているが、新規インストールであれば安定版の Edge 101.0.1210.53 にも追加されることが確認できた。デフォルトの設定は初回起動時のウィザードで「閲覧データを定期的に取り込んで、最新の状態を維持します。ユーザー設定は[設定]でいつでも管理できます。」チェックボックス (Microsoft アカウント非ログイン状態では「他のブラウザーから閲覧データを定期的に取り込んで~」となる) の状態 (デフォルトでオン) が反映されるとみられるが、環境によっては反映されないこともあった。
このオプションは Chrome 限定で、他のブラウザーには対応しない。他のブラウザーからデータをインポートする用がないので気付かなかったが、手動インポートが対応する Microsoft 製以外のブラウザーは Chrome と Firefox のみで、Brave や Vivaldi、Opera からのインポートには対応していない。
| ITセクション
| Chrome
| マイクロソフト
| インターネット
| Chromium
| IT
|
関連ストーリー:
Microsoft、IE11 の早期無効化を推奨
2022年04月30日
IE11利用環境でWindows 11へのアップグレード後に発生する問題、発表時点で解決していた
2022年04月08日
IE11 を利用する Windows 10、Windows 11 アップグレードのブロック対象に
2022年04月03日
新Microsoft Edge、ユーザーの確認前に他のブラウザからデータをインポートする挙動
2020年07月02日
Source: スラッシュドット