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Microsoft、デジタル市場法準拠のため欧州経済域でのWindowsシングルサインオンを変更へ

headless 曰く、

Microsoft が欧州経済域 (EEA) でデジタル市場法 (DMA) に準拠するため、Windows のシングルサインオンについて変更計画を示している
(Windows message center
Windows IT Pro Blog の記事)。

Windows の地域の設定で EEA 内の国を選択したユーザーは 2024 年 1 月以降、個人の Microsoft アカウントまたは企業や学校の Entra ID によるサインイン機能を搭載したアプリケーションを初めて起動する場合、Windows のサインインに使用した認証情報でサインインするかどうかの通知が表示される。ユーザーが同じ認証情報でのサインインを選択した場合は以降通知が表示されることはなく、選択しなかった場合は別の認証方法でアプリケーションにサインインする機会が提供される。一方、サインインを必須としないアプリケーションでは認証なしでの使用を選択することも可能だ。

Microsoft が 11 月に Release Preview チャネルでリリースした Windows 11 バージョン 23H2 ビルド 22631.2787 にはこの機能が含まれており、Windows 10 バージョン 22H2 でも 11 月のプレビュー版更新プログラム (ビルド 19045.3758) で DMA 準拠機能が数多く追加されたという。変更点は今後数週間かけて徐々に Release Preview チャネルでロールアウトし、1 月には一般ユーザー向けのロールアウトを開始、3 月にロールアウトが完了するとのことだ。

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Source: スラッシュドット