Microsoft は 10 月 5 日に iOS 版 SwiftKey のサポートを終了し、App Store での公開を停止していたが、1 か月半ほどで復活させることになった
(The Verge の記事、
Neowin の記事、
Windows Central の記事、
Mac Rumors の記事)。
Microsoft が 2016 年に買収した SwiftKey は Android 版と iOS 版のキーボードアプリが提供されており、Windows のタッチキーボードでも技術が使われている。しかし、頻繁に更新される Android 版と異なり、iOS 版は 1 年以上更新されていない。
この点について 9 月に ZDNet から問い合わせを受けた Microsoft は、10 月 5 日に iOS 版のサポートを終了して App Store での公開を停止するが、インストール済みデバイスでは手動でアンインストールしない限り使い続けられると回答。具体的な理由の説明がされないまま実際に App Store では公開停止となっていた。
しかし、日本時間 11 月 19 日になって Microsoft の Vishnu Nath 氏と Pedram Rezaei 氏が相次いで iOS 版 SwiftKey の復活をツイートした。今回も具体的な復活理由の説明はなく、復活の要望が多く寄せられたことを Razaei 氏が示唆したのみ。公開が再開されたのは公開停止前と同じ 2021 年 8 月 11 日更新のバージョン 2.9.2 だが、Nath 氏と Rezaei 氏は今後の更新に期待するよう呼びかけている。
| 入力デバイス
| マイクロソフト
| ソフトウェア
| アップル
| iOS
|
関連ストーリー:
iOS 16、標準のキーボードアプリで Dvorak 配列が選択可能に
2022年10月15日
スマートフォンの文字入力、どうやってる?
2022年07月14日
SwiftKeyの一部のユーザーの予測入力候補に他人のメールアドレスなどが表示されるトラブル
2016年08月01日
Microsoft、iOS/Android向けキーボードアプリメーカー「Swiftkey」を買収
2016年02月08日
Android端末「Galaxy」のキーボードアプリに脆弱性、6億台に影響か
2015年06月22日
Source: スラッシュドット