Cookieなどと同じようにハードウェアの個体差を使用、個人を識別し追跡するという研究が発表されたそうだ。iPhone Maniaの記事によると、この研究ではGPUの製造時のばらつきによる微妙な性能差を利用して特定するのだという。このコーネル大学による研究ではブラウザ上で3Dグラフィックスを描画するためのAPIであるWebGLを利用、レンダリング時間測定を利用して個体識別を試みたという。すると追跡可能な時間が伸びたという(コーネル大学リリース、iPhone Mania、Bleeping Computer)。
具体的にはGPUの性能差を利用しない場合は平均17.5日間だったのに対して、GPUの性能差を利用すると28日に延長することが可能だったとしている。WebGLの開発団体はこの報告を受けて解決策を検討中だそうだ。
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Source: スラッシュドット