米国でGoogleの位置情報の不適切な追跡や収集を巡っておこなわれていた裁判で、米オレゴン州の司法当局は14日、同社が米40州に計3億9150万ドル(約550億円)を支払うことで和解が成立したと発表した。同社に対するプライバシーに関連する制裁としては過去最大であるようだ(時事ドットコム、ITmedia、日経新聞、ロイター)。
Google側は「この調査は数年前に更新済みの旧版の製品ポリシーに基づいたものではあるが、われわれが近年実施してきた改善に沿って解決した」と説明、今回の和解を受けて、今後数か月で位置データに関する透明性を提供するためのアップデートを行うとしている。位置情報をより容易に削除できるようにするといった変更がおこなわれる模様。
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Source: スラッシュドット