headless 曰く、
EU (欧州連合) 公式ドメイン (europa.eu) のサブドメインのサイトには海賊版映画などを宣伝するコンテンツが大量に存在するが、こういったコンテンツへのリンクを削除するよう求める DMCA 削除要請が増加しているようだ
(TorrentFreak の記事、
Google 透明性リポート — europa.eu)。EU ではサブドメインでさまざまなプロジェクトをホストしており、こういったプロジェクトでは外部から容易に貢献できるようアップローダーを用意しているプロジェクトも多い。海賊版映画などに関するコンテンツはアップローダーを悪用して公開されているものだ。
TorrentFreak が最初にこの問題を取り上げたのは 2022 年 12 月のことだが、Google への DMCA 削除要請はそれ以前から送られており、最大のピークは 2022 年 10 月 10 日の 81 件だ。Google によれば、検索結果から 575 件の URL 除外を求める 287 件の削除要請を受け取っているとのこと。
Google では削除要請を受けて URL を除外しているが、まだ削除されていないものも数多い。なお、これらのコンテンツには偽海賊版ストリーミングサイトに誘導し、クレジットカード情報などを入力させようとするものもあるので注意が必要だ。
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Source: スラッシュドット