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BOOTH、AI生成作品対策として独自性のない作品を検索結果から除外へ

AI生成による作品の扱いで揺れているピクシブは16日、作品販売サイト「BOOTH」における、AI生成作品への対応方針を発表した。発表された対策によると、人が作ったかAIが作ったかに関わらず、他作品と差別化できていない作品は、検索結果から除外する方針であるという(BOOTHリリースITmedia)。

同社が調査した現時点におけるBOOTHでのAI生成作品の出品傾向によると、成果物の独自性が薄く、同じものばかりが並ぶ傾向にある。また大量生成・出品され利用規約やガイドラインに違反する例が多々見られるという。この結果、検索画面での閲覧体験を阻害することがある、確認などの運営コストが増加、健全なサービス運営が難しくなる問題が生じているとしている。

なお、検索結果に表示されるか否かの基準に関しては、しきい値付近を狙う悪質行為を防ぐ目的から公開・回答をしないとしている。

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Source: スラッシュドット