米議会で「TikTok」を全面的に禁止しようとする動きが再び強まっているという。米国のマイケル・ベネット上院議員は2日、AppleとGoogleに対して、アプリストアから排除するよう求めた(Gadget Gate、GIGAZINE、CNET、日経新聞)。
同氏は両社に送付した書簡の中で、多くのSNSは膨大かつ洗練されたデータを収集している。しかし、TikTokにはほかのSNSと異なる懸念があるとし、それは親会社であるByteDanceは、中国内の法律により「国の情報機関の活動を支援、援助、協力する義務」を負っている」としているとの指摘をおこなっている。議会側はバイデン政権に対応を迫る圧力をかける考え。TikTok側は米国時間3月23日の米下院公聴会で証言する方針で、「証言により事実を明確にするこの機会を歓迎する」と述べているという(CNET)。
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Source: スラッシュドット