米Amazonは2日、2022年6月に中国で展開していた電子書籍「Kindle」ストアを閉鎖する方針を発表した。24年6月30日以降は購入済み書籍のダウンロードもできなくなる。中国では検閲やコンテンツ制限など、規制面で内外企業に対する圧力が強まっていた。Bloombergの記事によれば、また現地競合企業の壁が厚く、市場に大きく食い込めなかったのも一因であるという(Bloomberg、日経新聞)。
Kindleリーダーのサポートは継続する方針。今年1月以後の機器購入者に関しては返金に応じるとしている。Bloombergの記事によれば、撤退の理由は政府の圧力や検閲によるものではなく、同社のサービスに関する定期的な見直しの一環であると説明しているとのこと。
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Source: スラッシュドット