先日、民放AMラジオ局がFM局に転換する方針が発表された。発表通りFM局への転換が行われると、学校の科学実験などで使われきた鉱石ラジオも聞けなくなる。そこでデイリーポータルZの記事では、鉱石ラジオの一種として第二次世界大戦中に兵士に愛用された「塹壕ラジオ」を今のうちに作っておこうという流れになったようだ(デイリーポータルZ、受信時の様子[動画])。
記事では100円ショップで購入したカッターの刃と鉛筆に加えて、秋葉原でその辺では入手しにくい100m以上の銅線(1500円)とセラミックイヤホン(クリスタルイヤホン)を購入、塹壕ラジオを作ってみたそうだ。しかし、ビル内ではうまく聞こえなかったことから専門家の意見を聞き、電波塔に近い場所まで行って挑戦したところ受信に成功したとのこと。
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Source: スラッシュドット