アドビは18日、同社の「Adobe Illustrator」が起動しないとの報告が複数ユーザーから寄せられていることを公式Xアカウントで明らかにした(アドビ カスタマー サポート、対策説明、窓の杜)。
それによると、起動コマンドを実行しても反応しない、1度起動した後にタスクが残り再起動できない、更新やアップデート後に起動しなくなる、2度目の起動時にプラグインが見つからないエラーが表示されるといった問題が出ているという。アドビはこれらの問題の多くがセキュリティソフトとのデータ競合が原因であるとして、対処方法としてセキュリティソフトのウイルス検索から特定のフォルダーを除外することを推奨している。除外を推奨しているフォルダーは以下の通り。
- C:Program FilesAdobe
- C:Program FilesCommon FilesAdobe
- C:Program Files (x86)Adobe
- C:Program Files (x86)Common FilesAdobe
- C:ProgramDataAdobe
また、フォルダーを指定できずファイルごとに除外しなければならない場合は、特定のファイルを指定する必要があるとしている。
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Source: スラッシュドット